内容紹介
「もうどこか他の国で学ばないとこの先やっていけない! 外の世界に打って出るの!」
魔法の才能に溢れた妹の智絵理はそう言った。
そして智絵理とその兄の二人は遙か遠くの東の国から森に囲まれた小国アトガルドへ「伝説の魔法」を求めてやってきた。
半年以上に及んだ旅の末、アトガルド国の領域へ遂に到着したものの周りは森だらけ。
深い森を進んで行くが未だに町は見えない。
「本当にこの先にその凄い、もの凄いっていう伝説の魔法ってあるのかな」
早速そんな弱気な言葉を吐く智絵理。
「数百年前には実際にその魔法を習得した魔術士がいたって話だぞ?」
とはいえ伝説の魔法の存在は確からしいがどんな魔法なのか分からない。
どうやら魔法についての情報は国外へ漏れないように徹底的に秘匿されているらしい。
勿論アトガルド国内のその辺にいる町の人が伝説の魔法について知っている訳がない。
旅の途中でも伝説の魔法の効果を知っている人は誰一人としていなかった。
過去の記録も入念に管理されているようだ。
そして不安を抱えながら旅する二人にトラブルの影が忍び寄る・・・
果たして兄妹は伝説の魔法の秘密を解き明かし習得することが出来るのか?!
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