内容紹介
共学の公立高校に通う二年生のわたし(主人公)は待ちに待っていた。
夏休み明け、最大の行事――それは文化祭。青春を謳歌するのに、これほど適したイベントは他にあるだろうか、いやない!
去年はリーダーシップのある生徒がいなかったせいで、大変しょぼい文化祭を経験したわたしは、自ら文化祭クラス代表に立候補した。
だが、わたしは忘れていたのだ。このクラスの男子には変人が多いことを。
結果的に文化祭クラス代表に選ばれたのは四人。
優等生でクラス委員を務める学上倫(だけど、彼は自分のことを「この教室を統治する帝王〈エンペラー〉」と自称して、高笑いするヤバい人)。
男子から絶大な支持を集める熱血漢、真道炎(だけど、彼は女の子の前では水をかけられた火のように小さくなってしまう)。
常に猫の全身着ぐるみを着ていて、中身がわからない来海虎一(彼は理由を説明するまでもなくヤバい)。
そして、わたし。
この四人になってしまった。変人だらけの文化祭クラス代表のリーダーとなったわたしは、教室の出し物である執事&メイド喫茶を成功させるために、変人男子たちを率いて文化祭準備に乗り出すが、このメンバーで平和にいくわけもない。
加えて、学年で一番の評価を受けた出し物のクラスの生徒たちは、告白成功率が上がるというウワサが流れたことにより、クラス間の競争は激化。
そんな他のクラスに負けないように、いつの間にやら結束が固まったわたしたちと変人男子たちは、ドタバタと面白おかしく文化祭準備を進めていく。
あれ? もしかしてこれって、わたし、知らない間にちゃんと青春してる?
というか、もし、自分のクラスの出し物が一番に選ばれたら、わたしは誰と恋愛したいと思うのだろう。
そう考えて思い浮かぶのは――あの変人たちの中の一人。
青春を謳歌するため、そして恋愛を成就させるために、わたしは文化祭当日のクラス出し物で一位を目指す!
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